ソロめし 青空ごはん
第二回のサロンのレポートがアップされましたが、さすがに長くて読むのは大変だろうと思います。ご参加された方が思い起こすのに読まれるのにはいいと思いますが。
なので、その中から特にと言うキーワードをいくつか絞ってそのエッセンスを短くお伝えします。
その1つがソロめしと言うキーワードです。エスノグラフィのやり方の1つとして現代的なツールとして、Facebookのグループの書き込みやアップされている写真を徹底的にウォッチすると言うことがあります。
ソロキャンプと言うグループがあります。試しに入ってみられるといいと思います。基本的に1人でのキャンプシーンでの事柄で、どんなとこに行ったら良かったみたいな内容です。当然、ソロキャンプの中で食べたり飲んだりすることがいっぱい出てきます。
その中にサロンでも紹介したが、ラーツーと言うシーンが出てきました。カップラーメンを食べるために、赤城山までバイクで行きカルデラ湖の畔でバーナーでお湯を沸かし楽しくいただいたと言う話。往復でおそらく3時間以上かけてるだろうし、カップラーメンを食べたりゆっくり休憩したり。ほぼ半日がかりの贅沢な時間。
これは一人だからこそできる食の贅沢な楽しみ方。孤独なひとりぼっちのさびしい食ではない、だからこれを孤食とよんで侘しさの象徴のようにみるのは、絶対に間違いだと言っておく必要があるのです。
だからあえてひとりぼっちの食シーンを孤食と呼ばずにソロめしと言っておきたかったのです。ソロめしには価値のある食って何かと言うことへの解が詰まってるのです。
ひとつにはその食シーンに手間暇をたっぷりかけていると言うこと。時間をかけていると言うことでもあります。ラーツーはその典型、ここで間違えてはいけないのは、この手間暇や時間を手作りの調理にかけているのかがポイントではないと言うこと。
まずここをおさえておくことが大切なのです。青空と言うお天気がくれた贈り物をうまく活用しようと思うことが、ソロめしを贅沢にしている前提ともいえます。
続きはまた書きます。
辻中俊樹
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